夏の最後のフライデーナイト


フィンランド人は夏に一番元気になる。お店も夏だけしか開けないところもある。今日は、8月最後の金曜日なので、ダウンタウンはもの凄い人ごみとなっていた。新宿よりも人がいるのではないかというくらい。いたる場所でステージでコンサートがあったり、パフォーマンスがあったり、とにかく賑やかだった。東京に比べたら、そんなにたいしたイベントをやっているわけでもないのに、お年寄りも若者もただただ楽しそうに話したり、芝生や公園のベンチに腰掛けて夏の最後の夜を楽しんでいた。


私はNight of the Artというイベントが美術館やギャラリーで開催されていたので、デザインミュージアムの展示を観に行った。無料開放していたため、中は案の定人がたくさん。そして、階段の踊り場では、本格的なオペラが講演されたりしていた。そんな中、しっかりと展示を観て回った。企画展はKAJ FRANKの作品を一同に展示してあって、珍しい作品や名作まで全てみることができた。シンプルで洗練された形や色。何年経っても斬新なデザインに驚かされた。
地下のギャラリーでは、日本人のYuri TakahashiさんとPekka Harniさんの家具と陶器の作品が展示されていた。日本人の学生やデザイナーにも会って、改めてヘルシンンキで活動している日本人が多いと感じた。


●デザインミュージアム
http://www.designmuseo.fi/