pieni.pico 1日限定フィンランドカフェ 11/16


フィンランド発の世界的なイベント「レストランデー」がもうすぐ来ます。
私は、Aalto大学で出会った友達と二人で、吉祥寺にあるpico pico cafe を1日だけの”ちいさなフィンランドカフェ”に変身させます!
素晴らしくあたたかくやさしいカフェに、フィンランドで集めて来た雑貨や本を飾り、
手づくりのお菓子やクリスマスの特別な飲み物をご用意してお待ちしております。

「pieni. pico」は「pieni Finland @ pico pico cafe」(pieni=小さな)の略称です。

pieni. pico ::

日にち:11月16日(土)
じかん:15:00-20:00
ばしょ:吉祥寺 picopico cafe

pieni.pico: https://www.facebook.com/events/173948199472613/
ピコピコカフェ:http://www.picopicocafe.com/
レストランデーについてはこちら:http://www.restaurantday.org/

【menu】すべて手づくり
● Food ●
・Pulla(シナモンロール)…350円
・joulutorttu(クリスマスパイ)…3コで350円
・piparkakku(ジンジャークッキー)…5枚で300円

● Drink ● all 500円
・コーヒー3種
ーRoberts Coffeeの期間限定品やブルーベリーフレーバーなどをご用意
フィンランドの紅茶
・glöggi(クリスマスのスパイシーなホットワイン

【空間】
フィンランドや北欧にまつわる雑貨や本、クリスマスの飾りが少しずつ置かれた
落ち着いた空間に、まるでフィンランドにいるかのようにフィンランド語のラジオが流れます。

※小さなカフェなので、お待たせしてしまうこともあるかもしれませんがご了承ください。
※限定50人の予定です。

(今回は、オリジナルのテーブルウェアではありませんが、今回ご好評いただければ、
次回は、私達が制作する食器やテキスタイルでお迎えしたいと思います。)

Garden Bowl


私がデザイン&手作りした’Garden Bowl’がDesign Forumというフィンランドで活躍しているデザイナーの作品を販売するギャラリーショップで2/14~発売されました!
Design Forum: www.designforum.fi/

昨年の11〜12月に携わった、デザインミュージアムのカフェで使われる器をそれぞれデザインするプロジェクトの時に、サラダビュッフェ用としてプロトタイプを作った器です。
フィンランドの典型的な雪景色に、お客さん一人一人が自分のお皿にサラダを盛ると、そのグリーンで春が訪れるというコンセプト。

今年の10月にはデザインミュージアムの企画展の時に実際に使われるからお客さんの反応が楽しみです。

そして、City Style Magazineというフィンランドの雑誌の春号にこのGarden Bowlが掲載されることになったので今後の発展に期待したい。



写真:glöggiというホットワインを片手に、ゆったりと全員の作品の講評風景










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Election

今週末は大統領選。大学の図書館でも投票ができるので、毎日行列ができているほどの盛り上がり。
日本とは違って老若男女、選挙に関心があるようだ。
そんな中、中央駅の近くのヘルシンキ新聞が入っているガラス張りのビルを通りかかると、すごい人だかりだ。
ステージにはスワンチェアとヘルシンキ新聞のロゴがあり、記者やカメラマンも駆けつけている。
これはもしかして大統領候補の演説か?と思ったらその通りだった。

5時になると大統領候補のGreen PartyのPekka Haavistoと保守党のSauli Niinistöが現れ、その瞬間に盛大な拍手が沸き起こった。

ものすごい人だかりと言ってもヘルシンキの人だかりはたかが知れているが、皆真剣に聞き入っていた。

今週末の結果が楽しみだ。

Snow Snow Snow!

3週間日本でお正月と休暇を楽しんでフィンランドに戻って来ると、まさに一面の銀世界が広がっていた。
12月末に日本に帰る時にはまだ10℃くらいで雪も全然積もっていなかったのに…

夜道をスーツケースを引っ張ってみたが、まるでおもりのように雪を引きずって少しの距離もかなりの運動になってしまった。バスを降りた瞬間にズボッと50cmくらいの雪にはまったときにはさすがに焦った。

それでも無事、居心地の良い我が家にたどり着いた。

友達にきくと、どうやら私が経ってから3週間殆ど雪が降り続けていたようだ。
運良く、久しぶりの太陽に巡り会えた。12月に比べたら日も長くなって、白い雪が光を反射してとても明るい。
−8℃も恐れていたほど寒くなかった。雨+風の方がよっぽど寒く感じる。

雪が降る前とはまるで別世界だ!学校へ行く道もふわふわの雪を踏みしめて、自然が作り出す面白い風景を眺めながら歩くので、毎日楽しい。

これからさらに寒くなるようだが、楽しみで仕方がない。








Pakkanen

Pakkanenとはフィンランド語で氷点下になることをさす。

今朝はプレゼンに向かうために勢い良く家を飛び出したら、景色が白っぽい。
何が起こったのか一瞬分からなかったが、近くにあった鉢植えに近寄ってみるとなぜか分かった。

世界が凍り付いていたのだった。一枚一枚の葉っぱに結晶ができてとてもきれい。
こんな現象は初めて見たので、バスに遅れそうなのにもかかわらずじっと見つめてしまった。

気づけば、日の出は8時半頃、そして3時半頃にはもう空がオレンジ色に染まる。
冬至まであと1ヶ月ほど。北欧ならではの自然の変化が私にとってはとても新鮮だ。

今年は例年より暖かいようだ。
雪が待ち遠しい。

Hometown Helsinki

5日間大学の旅行でオランダに行って、改めてヘルシンキは住みやすい街だと感じた。
華々しい何かがある訳ではないけれど、自然があり、こぢんまりとしていて、機能的な街だ。
おとぎ話の中のようなかわいい家が建ち並ぶオランダの街並みもいいけれど、落ち着けるヘルシンキが恋しくなった。

メトロ・トラムそして街の至る所で無料でWiFiが使えるというハイテクな面も持ちながら、人々の暮らしは人間の本質を大切にしていて豊かだ。
東京やロンドンのような大都市にはない良さがある。

ヘルシンキWiFiエリア
http://ptp.hel.fi/wlan/

Café Boullion


大家さんのJukkaさんが行きつけのカフェで展覧会があると誘ってくれたので、近所の調査も兼ねて連れて行ってもらった。おいしいカプチーノを片手にカフェに展示してある、色々なテイストの絵画を見て回った。
Jukkaさんは小学校の低学年の先生。主に木工、生物、道徳などを教えているそうだ。
フィンランドは教育レベルが高い国として知られていると話すと、それは試験の結果によるところが大きいとJukkaさんは話していた。フィンランドは移民の率が少なく、全てフィンランド語で教えられるけれど、例えばドイツを例にとると40パーセントが移民だったりする、そうするとドイツ語での理解率が低いのも当然だ。
しかし日本と異なるのは、必ず小学校から木工という科目があること。バンドソーやサンダーを使ってもの作りをする。設備も整っていて、電動の本格的な機械を使うそうだ。殆どの家が木造で、森が身近な国らしい。フィンランドの森林は国土の70%を占める。しかし日本も同じくらいの率の森林があり、木造建築や森林との馴染みが深い国民なのに木工の授業があまりないのは少し残念だ。
パルプ産業やNOKIA以外にこれといった大手企業がなく、食料の50%を輸入に頼っているためフィンランドにはINNOVATIVEな企業が早急に必要だといっていたのが印象的だった。
確かに起業家に対する支援が充実していたり、未来を見据えた革新的な考え方がフィンランドには浸透しているように思う。総人口500万人、国民一人一人が貴重な人材なのだ。


おまけ…
帰りにPRISMAという日本で言うイオンのようなスーパーに寄った。
一品目に対する種類の多さに驚いた!しかも一色だけ!写真は女児用の手袋。